2014年7月20日の記憶

 

(すいません。またなげーッス(笑))。

 

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ツイッター関連のアプリで「カコミエール」というのがありますよね。
それを起動すると1年前以上のその日の自分のツイートが見られるという不健全なアプリです(笑)。
それを起動したらですね、5年前に「この席は忘れないよ」というコメントつきのインスタのリンクが貼られたツイートがされてましてね、前の日の19日に「美味しい食事と完璧な失恋」とかなんとかツイートしてるんですよ。これが土曜日だったんです。
もちろん誰だったか憶えてますよ。
なんならその日に撮ったツーショもありますよ(笑)。


全世界に見せたい!
あんな可愛い子は世の中にいない(いるけど)。
自慢したい!「自」ないけど(笑)。

僕は可愛い子ならジャンルないんですけどね。傾向っていうんですかね。たとえばー・・・自分が無いから例えが出せないなあ。えーと、ガッキーが好きなら、桐谷美玲ちゃんも可愛いと思うじゃないですか?合ってますよね?この例え。それでー、その場合は綾瀬遥さんとか広瀬すずちゃんもってなると、こいつ可愛きゃなんでもいいんじゃんか!ってなるじゃないですか。って俺は何の話をしてるんだ・・・。

いや、さくらちゃん(仮名)がいかに素晴らしいかを語りたかっただけなんですがね。
僕の中ではスーパーモデルのアドリアーナ・リナに匹敵する美しさですよ。マジで。
エキゾチックな顔立ち、すっと通った鼻筋、尖った顎、そしてあの色素の薄い瞳・・・。

崇拝。

会社の同僚的な立場だったんですよ。まあ15歳以上年下ですし、僕は肩書はありませんでしたが、管理職的な業務だったので上司と部下的な関係になるんですが。
僕が洋行から帰って来て、会社に復帰したらいたんです。一目惚れしました。
僕は職権を乱用して速やかに自分のプロジェクトに引き込みましたよ(笑)。別にルールは破ってません。根拠もきちんとありました。たださくらちゃんを指名する必然性はかなり怪しかったですね(笑)。エンジニアは他にもいますから。まあタイミングです。
「ちょうど、さくらさんが空いてるから」みたいな、さりげないタイミングを作りましたよね。そのために寝かせましたからねー、あのプロジェクト(笑)。
そしたらですね、さくらちゃんを今まで担当してた人が怒っちゃいましてね。でも僕は手順をちゃんと踏んでますので(これをいやらしい言い方で言うと根回しと言う)、関係ありませんでしたよ。まあキレてました。僕に直接キレられないので、上役に文句を言ったらしいですが、僕は数字入れた工程表ちゃんと出して通ってますから。←悪役しかいない世界の話になってる(笑)

あのですね。僕は真剣だったんですよ。真剣でも中三15歳じゃないんで、下駄箱にラブレターとか入れたり出来ないじゃないですか。だからといって、卑劣な人間でもないんで、仕事やるから食事しようよとかいう世界に住んでるわけでもない。
でも、女に惚れたら行動あるのみ、の男なので、やれることはやりますよ。ここでバラしてますけど別に悪事を働いてるわけじゃない(何を俺は言い訳してるんだ)。

一個だけ怖い話しときましょうか。
文句を言ってた担当者。後日、僕のデスクに文書を置いていきましたよ。文書ですよ?すごくないですか。紙で出すってことはエビデンスですからね。
謝罪文書ですけど恨み節です。気持ち悪っ!分かりますよね?そういうやつだからすんなり僕のところに移籍できたんですよ。社内ではみんなが分かってたことなんですよ。
僕は長年いろんな仕事をしてきましたけど、思うのは「頭の良い能無しは人をツブす」です。僕はツブされるのよく見てきたので分かりますね。頭の良い人で、後ろついていくと自分を上手く使ってくれる人と、そうでない人って。すみません自分勝手なことを書きました。僕は人は活かしたいな。


それでさくらちゃんと一緒に仕事をするんですけど、割とすぐランチに誘いましたね(笑)。
いやいやいや。一緒にランチでもどうですか?って程度で。
えー?パワハラじゃないッス。
確かに僕は「圧」のある人間ですけど見せかけだし、こういうとき実はからっきしダメだって知ってますよね?知るわけないですね。なるべく、誘いに乗りやすい方法を使いますよ。断りづらいやつはやらない。確かメールだったと思います。
その頃は中央区に会社があって、まあまあお店が充実してましてね、えへへ、いい店を見つけてたんですよ。お寿司が好きという情報を掴んでましてね、敷居の高そうなお店のランチってチャンスじゃないですか。まあ、そういうことです。


ところがですねー。僕は敗北するんです。
話がまったく盛り上がらない。
ランチの約束は即日OKだったんですよ。じゃあ明日、みたいな。お寿司だし。ということは悪くないシチュエーションじゃないですか。

しかしダメだった・・・_| ̄|○

これにはいろいろ歴史的な言い訳があるんですが、簡単に言うと魔法使いが魔法の使い方を忘れてしまった、ということにしといて下さい(笑)。
ダメですねー、マジだったんですよ。だから変に気を使ってしまって。いやそもそも相性がとか言わないでくれ。僕は、僕は有りだと思ってた・・・。

 

ここからが割とすごいですよ。
僕はめげないですから。その後も誘い続けるんです。いや、しつこくはないですよ。そのへんは15歳じゃないんで、節度をもって・・・。あれ?それが悪かったのかな?あれ?分からなくなってきた。ちょっとその分析はやめておきましょう。
誘うんです。適度?なペースで。ランチを断られたことは一度もありませんでした。
ここは少し不思議なところでしてね。ちゃんと社外で待ち合わせるんです。
つまりそういうことですよね?この関係は秘密にしておこうねって示し合わせは二人の間であった。まあ面倒くさかっただけか。でもなー、おっさんと若い子のランチなんて別に大した話じゃないと思うけどねー。同じプロジェクトだし。


休日にデートもしました。
顛末は言いたくない(笑)。
タイフェス行ったり、映画をオールナイトで観に行ったり、いわゆる焼肉デートをして、その後ちょっと僕の部屋に寄ったりしたこともありましたよ(!)。なんか用事があったからなんですけど忘れました。ということは大した話ではなかったということです。
ただあのときの彼女の鮮やかなオレンジのワンピース姿は忘れられないですね。僕の遺影にしたいです(意味不明)。

僕との逢瀬を楽しめるように僕が考えたのは、ありがちですが世界の料理を食べるシリーズです。
女子ってエスニック好きじゃないですか(短絡的思考)。まあ僕も各国料理ってすごく好きで、えーとすみません自慢で言うわけじゃないが、パリで食べたチベット料理とアルジェリア料理店のクスクスは生涯に残る美味しさでした(20年以上前の話です)。

タイフェスデートが成功したので、そりゃベトナムやらスリランカ、トルコ、ロシア、なんだ?思いつくところ言って下さい、そこだったらどの店が有名かすぐ出しますよ。ぜんぶネットで調べました(笑)。
一番ひどかったのはエチオピア料理ですね。中目黒にあるんですけど、マズイっすよー(笑)。外食でマズくて食えなくて残すって初めてやりましたよ。なんかね、パンです。酸っぱいの。いや、料理も相性ですからね。繁盛してましたから悪いお店ではないと思います。奢ってくれるなら連れて行きますよ。


なんかですね。ペースは適度ですよ。たぶん月に1回とか。ランチが週に1回とか。
断られたことなかったんです。
その日に予定が合わなかった場合はあって、そういうときは「その日は予定がありますが、来週なら空いてます!」みたいな返事が来るんです。僕からはオファーしてないんですよ。何往復もして約束しないんです。彼女が楽しめそうな「イベント」考えて日にちを指定して誘って、断られたら1回休み(今月はもう誘わない)になるはずなんです。でも、返事は代替日の提案ですから。

ところが、ぜんぶ敗北して帰るんです。
このへんの細かい話は出来ないよ(苦笑)。
だってさ、40過ぎてんですよその頃。相手は20代前半ですよ?そして聞いて下さい!僕は酒をやりません。飲んでも酔わないからです(飲んでないのに酔ってると言うな)。
だから女性を酔わせてどうこうとか、酔った勢いでどうこうとかやったことないんですよ。
こんなにフザけてんのに。マジ惚れしてる相手の前だとぜんぜんダメなんですよ。
まあまあ計画立ててるじゃないですか。楽しめそうなお店とかイベント選んで。ヘナタトゥー入れに行ったこともありましたよ。←これは失敗だったけど(苦笑)。
これがいけないのかなあ。表層的ですかね?あれですか、「す、す、好きだっ!」とか言えば良かったッスかね。いやあ、さすがに言えなかったですよ真顔では。お得意の仄めかしはやりましたけど。

 

でもね、後で気づきました。
彼氏の写真(いたんかい!いた。知ってた。別れたのも知ってた)を見せてもらったときに思ったんですが、少なくとも僕の顔は彼女の好みではなかった。
僕ねえ、ナルシストだから言いますけど、案外ハンサムですよ。いや笑わない(笑)。
っていうか、顔関係ないじゃないですかー。関係あるけど、それ完全に好みの話でしょー。自分が自分の顔ハンサムだと思うの当たり前で、あの子が俺のこと好きなるかどうかはぜんぜん別の話じゃん。という話ですね。

まあ、顔のことはいいんですけど、でも顔を見ると分かるところもありますよね。
為人って顔というかその表層に出るじゃないですか。そこで僕は彼女からは愛されなかったんですよね残念ながら。
割と優しい上司ぐらいな感じですかねー。

しばらくして彼女はやりたいことがあって会社を辞めちゃうんですけど、僕は少し気が楽になりましたね。
あのですね、手に入らない花を毎日見てるだけの生活ってけっこう複雑ですよ。
僕はそういう人間なんで。

会う機会は減りましたけど、冒頭の話に戻ると、あのインスタが投稿されたのが5年前で、会社に復帰した年を調べたら15年ぐらい前なんですよ。10年間でした。
いや、その間に恋人がいたことがあった。だから話はちょっと微妙やな(笑)。

 

5年前の冬。東京で大雪だったの憶えてますか。まあ時々あるんで憶えてないと思いますけど、かなり大雪だったんですよ。
経緯は忘れましたが、1回誘ってドタキャンされたんですよ。体調崩したって言われて。それはまあしょうがないし、今までのことがあるから嘘だとは思わなかったから別に何とも思わないでほどなくしてリベンジしたんですね。そしたらその日は大雪で大変だったんですが彼女は来たんですよ。
まったくもって不思議ですよ。今でも不思議。
だってさ、別に好きでもなかったら面倒くさいじゃないですか。すげー話が盛り上がるとかないんですよ?そりゃしゃべりますけど。別に共通の趣味もなかったし。頑張ってCoccoぐらいですよ(笑)。
真面目な子だったんですね。でもさあ、確か1回も断られたことないんですよ?必ず代替日のチャンスくれたんです。俺の世界じゃ考えられん。分からん。誰か教えてくれ。えーと、生きる方向でまとめてくれ(笑)。

それで二人でタイ料理かなんかを食いましてね。
何の話したかまったく憶えてないですが。つまり当たり障りのない話しかしなかったんでしょう。それでもいつもですが、けっこう長い時間一緒にはいるんですけどね・・・。
当時は確か彼女は花屋でバイトしてましたね。花が好きな子でした。僕にデイジー(?)を持って来てくれたことがあったな。あー、急速にセンチメンタルになってきましたよ!(笑)
俺に花を持ってきた女の子ってさくらちゃんしかいないんじゃないかな。
中年男に花を持ってくる女の子って素晴らしいね!!
ロマンチックだし残酷過ぎてシビれるわ。
画像無いかな(笑)。
撮ってないのかな俺。撮ってなかったら痛恨だな。いや、あれですか。思い出のアルバムですか(笑)。

 

 


えーと、ですね。

それからしばらくして

「赤ちゃんが出来たので結婚します」

って連絡がありました。

 

だからおめでとうって(泣きながら書いてますけど今)最後に会ったのが5年前の昨日なんですよ。
それでインスタに、恵比寿のカフェに行ったんですが、そのとき座ったテーブルを撮った画像を投稿したんですね。
「この席は忘れないよ」
って。
それが5年前の今日なんです。2014年の7月20日

インスタってなんか昔の投稿をもう1回アップしろ、みたいなの時々言ってくるじゃないですか。今日やりたかったんだけど、あれ何ですかね。自分で出来ないの?というかストーリーの作り方がまったく分からないんですが(苦笑)。


長々と書きましたねー。
今のところこのブログはインスタのフォロワーさんしか知らないので公開しますけど、そのうちツイッターでも告知する可能性もあるので、そのときこのエントリーは消えます(笑)。

 


僕のピークというのがありましてね。最後に聞いて下さい。


まださくらちゃんと一緒に仕事をしてるとき。
なんか携帯ゲーム機を買ったとか言って自慢されたことがあったんですよ。
会社で向こうから話し掛けてくることってほとんどなかったんで割と驚いたんですが。
それで彼女の席に行って見せてもらったんですが、今携帯ゲーム機って書きましたけど、そう、僕はゲームまったくやらないんでなんですか?なに?知らん。DS?もうまったく知らないんですよ(笑)。原始人です。
で、ゲーム機にはまったく興味はないんですけど、お話できるチャンスじゃないですか、だから興味のあるふりをしていじくってたら、これなら出来ますよっつって、なんですか?脳トレ系?撃ったり倒したりするやつじゃないやつ(笑)をやらされましてね。
で、椅子に座ってやってたんですけど、さくらちゃんが隣でやっぱり椅子に座って画面を見てるんですが、携帯ゲーム機ですから、画面が小さいじゃないですか。

な、なんでそんなに顔を近づけてくるの???

ってぐらい身体ごと寄り添ってきてしまってですね。心臓のBPMが計測不能になりました。
いや、あのね、大したことないだろって思うでしょ?すごかったッスよ。
もう横向いたらチューですよ。いや冗談抜きで。
そんだけ近かった。近すぎて殺されるところだった。

こういうとき僕ならどうすると思います?分かりますよね?
すぐゲーム止めました。オフィスですし(誰も文句言いませんけど)。
気が触れる前にブレーキ踏みましたね。

だってただの無邪気じゃないですか。
無邪気に殺されたらもう浮かばれないですよ。
これがピークです(笑)。


なんとなく、僕がなんで彼女が好きだったか、なんで落とせなかったかわか


らないですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

もらった花の画像がありましたっ!

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大雪の日はこんな感じでしたよ

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このあとショックで入院したんです(ウソです。入院したのは本当です。ナツカシス)

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以上!